ホワイトハウスコックスの長財布5年使ってみた

ファッション・小物

こんにちは、スティーブです。

押しも押されもしない英国レザーブランドであるホワイトハウスコックス。

そんなホワイトハウスコックスのロングジップウォレットを愛用し続けて、はや5年が経ちました。

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットは満足できるプロダクトなのか? その使用感やエイジングの具合を詳しく紹介します。

ホワイトハウスコックスの財布のリアルな評判や評価が気になる人、革の質や経年変化などが知りたい人はぜひ参考にしてください。

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ホワイトハウスコックス ロングジップウォレット

1. ホワイトハウスコックスはこんな財布

 

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットは、いわゆるラウンドファスナー型の長財布です。

僕が愛用しているのは、S2622という型番のアンティークというカラーですね。

 

英国らしいブライドルレザーが使われていて、その革質は固く堅牢の一言。手触りと見栄えも最高です。

購入したばかりのときは商品ページの通りつるんとしてましたけど(最初の状態も撮影しておけばよかった……)、5年愛用するうちに表情がいい感じになっていきました。

手入れはこちらのレザーフードを半年に一回ぐらいの頻度で塗布するぐらい。

 

財布は人の手の脂が付きやすいので、シューズほどケアに気を使わなくて大丈夫だと言われてます。ただ傷やへこみを目立たなく補修できる効果もあるので、ときどきやってあげると財布が長持ちしますね。

2. エイジングを紹介

というわけで、まずは5年エイジングした僕のホワイトハウスコックス ロングジップウォレットを、じっくりとご覧あれ。

 

いやー……いいですねえ……(うっとり)。

ブライドルレザーは蝋に付け込まれた馬具用の頑丈な革なので、本来あまりエイジングはしないと言われてます。それでも購入した当初にくらべると、色がしっとり濃くなって味が出てますね。

光の加減で画像ごとに映りの差が出てますが、この画像↑が実物の色と質感にもっとも近いです。

 

さらにいろいろな角度からホワイトハウスコックス ロングジップウォレットを紹介していきましょう。

※より強い光を当てて撮影しているので、以降は実物より色が飛んでますけどご容赦をば。

まずは裏面から。

 

購入したばかりのときは表面に白い蝋が浮いていたんですけど、それが消えてツヤが出てます。

続いて、コバの部分。

 

 

経年の兆しはありますけど、激しい傷みや削れもなく綺麗なまま。

続いて、ファスナー。

 

金具にも、焼けたような格好いい味が出てます。

 

お次は内部に行ってみましょう。

ファスナーをオープンして、がばりと口を開けると、

 

財布の中身が一発で確認できます。

この視認性、使い勝手のよさがラウンドファスナー型の醍醐味ですよね。

サイズは10cm x 19cm。口は最大約10cm開きます。

コンパートメントは、札入れ2つ、小銭入れ1つ、各カードポケット8つ、その上に大ポケット2つです。

 

各側面の上部には、

 

ホワイトハウスコックスのロゴ「Made in England」の文字が刻印されています。

これがまたさりげなくて格好いいんですよ。

さらにマチの部分。

 

何度も開け閉めするのでしわが付いていますけど、やはり綺麗ですね。

全体的に、かなりいい具合のエイジングで満足感が高いです。

3. よかったポイント3つ

1. 革質が堅牢

 

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットは革質が堅牢で、財布そのものも頑丈な作りになっています。

縫製もしっかりしていて、5年経ってもほつれなどは内外とともに一切ありません。

 

僕のように「良いと思ったものを長く使いたい」というタイプの人には、まさに打ってつけの財布だと思います。

2. 大容量で収納力がある

 

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットは大容量で収納力が抜群です。

長財布は、やはり収納力を考慮して購入する人が多いと思うので、ここはかなり大事なポイントですね。

紙幣に硬貨、カード、さらに通帳や領収証も大量かつスマートに入れておくことが可能です。

3. ファスナーの開け閉めがなめらか

 

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットはファスナーの開け閉めがなめらかにできます。

ラウンド型長財布は当然ながらファスナーを何度も開け閉めして使うわけで、5年経った今でも壊れず、ストレスなくスムーズに使えているという事実はかなりポイントが高いです。

質のよくないファスナーってすぐに引っかかったり壊れたりして、死ぬほどイライラしちゃうんですよねえ……。

4. 気になったポイント2つ

1. カードが若干取り出しづらい

 

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットはカード類が若干取り出しづらく、慣れが必要であると感じました。

これはぶっちゃけ革の堅牢さとトレードオフな面もあり、痛し痒しではあります。

最初は革が堅いので、多少伸びるまでは大量にカードを押し込まないほうがいいかもしれません。

あと、それとは別に上段のポケットは開け口のファスナーと干渉するんですよね(これも構造上、仕方のない部分ではあるんですが……)。

一番よく取り出すカードは、下段の取り出しやすいポケットに入れるなどするといいかもしれません。

2. 縫製に個体差がある

ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットは、ぶっちゃけ縫製に個体差があります。

僕の財布だと、

 

一部、縫い目にバラつきがあるので、気になる人は気になるかもしれません。

ただ僕自身はこれぐらいの個体差は、むしろ自分の財布だけの個性、ユニークさと割り切れるので問題ないんですが。

個体差や多少の使いにくさはどんな製品でも付きまとう問題なので、気にし始めるとキリがありません。

とはいえリアルなレビューこそが当ブログの身上なので、余さずきっちりご紹介しました。

まとめ

10年後も使える一級品

 

というわけで、ホワイトハウスコックス ロングジップウォレットを5年愛用し、そのエイジングや諸々のポイントなどを詳しく紹介しました。

個人的には改めて、10年後も使える、また使い続けたい一級品の財布であると思いました。

価格はおよそ48,000円~54,000円で決してリーズナブルじゃありませんけど、長く使い続けられる分、それ以上の価値を感じられるはずなので、断然おすすめです。

僕はこちら↓のFRAMEさんで購入しました。

 

ちなみにホワイトハウスコックス ロングジップウォレットにはブライドルレザー以外にも、顔料染めを施したロンドンカーフや、

 

馬革を使ったダービーコレクションなど、

 

いろいろなレザーやカラーのバリエーションがあるので、ぜひお気に入りを探してみてください。

「収納力は要らないので、お洒落かつミニマルに利用したい」という人は、よりホワイトハウスコックスらしい三つ折り財布も候補になるかと。

 

あれこれ検討の上、ぜひ納得の買い物をしてください!

 

※2022.12.10追記 ホワイトハウスコックスはなんと2022年末をもって生産を終了し、147年のブランドの歴史に幕を閉じることになりました。愛用者として本当に悲しいニュースです。今後市場に出る新品はデッドストックだけになっていくはずなので、気になる方はぜひともお早めに。

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