グッドモーニング、スティーブです。
皆さん、古着、着てますか!?(どういう導入だ)
先日は、イギリス軍 ROYAL NAVY No.3ドレスパンツを紹介しましたが、
今回はそれに負けず劣らずの超名品であるイギリス陸軍 バラックパンツをご紹介します。
バラックパンツのリアルな評判や評価が気になっている人、サイズ感や丈感が知りたい人はぜひ参考にしてください。
イギリス陸軍 バラックパンツとは?
イギリス陸軍 バラックパンツとは、その名の通りイギリス陸軍の制服です。
イギリス軍は、陸軍、海軍、空軍と、各軍ごとに制服がNo.1からNo.10以上までとたくさんあり、基本的に数字が若いほど式典などのフォーマルな用途で着用するものになるそうな。
バラックパンツは、パレードや祭事等の準礼服としてイギリス陸軍の全階級で採用されたドレスパンツです。
というわけで、さっそくバラックパンツの実物をどうぞ。
いやもう、めちゃくちゃ雰囲気のある佇まいじゃないですか!?
つやと落ち着きのあるブラウンで、とてもミリタリーアイテムとは思えません。
ちなみにスニーカーはオールスター ゴアテックスを合わせています。
上半身はGUのヘビーウェイトスウェットです。
ただバラックパンツのカラーと形が絶妙の個性を演出してくれています。
続いて、正面。
僕は身長180cm、体重66kgです。パンツのサイズはウェスト84 レングス80を選びました。
サイズ感ですが、ウェストはベルトが要らず、ぴったりか少し細めな感じです。もう少し余裕があるほうがいいという人は、ワンサイズ大きめでもいいと思います。
丈感は、ご覧の通りシューズを履いた状態で、ほぼクッションなしのジャストレングスになります。
続いて、サイド。
適度に裾に向かってテーパードしつつも、太すぎず、細すぎない、絶妙のシルエットですね。
ワイドになりすぎないので、かなり試しやすい太さだと思います。
逆に太いパンツが好きだという人は、ウェストをもうワンサイズ上げるのもいいと思いますね。
ちなみに両サイドの腰には、
アジャスターがついているので、やはりワンサイズ大きめにして、これで絞ってはくこともできます。
こういうところ気が利いている上に、細かいディティールとしてかっこいいので、ポイントが高いですね。
さらに後ろ。
とてもすっきりしています。
実物は、画像以上に高見えすると思います。
バラックパンツの良いところ
正直、この辺りは↓とかなり共通するんですが、
改めて紹介します。
1. 絶妙のカラーリング
軍パンというと、例えばM47が有名なんかがじゃないでしょうか。
古着ブームの火付け役にもなったフレンチヴィンテージです。
ミリタリーパンツと聞くと、思い浮かべるのはやはりこういう無骨なカーゴパンツじゃないかと思います。
でも、バラックパンツはウール混のスラックスで、キレイなつやがあります。
近くで見てみると、
美しいファブリック。
僕はこれに「軍パン=無骨」という先入観をぶっ壊されたんですよね。
キレイにはけて、けれど仕事用のスラックスほど堅苦しくない雰囲気があります。
しかもバラックパンツは、絶妙なブラウンのカラーリングをしています。
このおかげでスウェットはもちろん、夏にはポロシャツなんかに合わせるだけで↓上半身がシンプルでも簡単に個性を演出することができます。
このボトムスだけで様になるというところが、バラックパンツの魅力の一つだと思いますね。
2. 手入れが簡単
バラックパンツは洗濯などの手入れが楽です。
ウール60%、ポリエステル40%なので、洗濯のときは裏返してネットに入れて、そのまま洗濯機で洗ってOK。
実際、僕も何度も洗濯していますが、まるで問題なしです。
ただ一応ウールなので、アイロンだけは当て布をしたほうがいいと思います(テッカテカになっちゃうかもしれないので)。
3. 価格がお手頃
バラックパンツは価格がお手頃です。
現状、およそ5000円ぐらいで推移していますね。
↓から、現状のおよその相場がわかるのでチェックしてみてください。
ウール混(それも60%)のスラックスがこの価格なのはかなりお手頃なんじゃないでしょうか。
4. ヒストリーが感じられる
ぶっちゃけトラウザーやスラックスは、ユニクロ、GUにも山ほどあります。
ただ古着の魅力って、こなれた雰囲気とか、それらが持つヒストリーや物語にもあると思うんですよね。
実際にイギリス軍で使われていた制服を、遠い日本の日常で違和感なく着ている自分。そのちょっと特別な感じがもたらす高揚感。アガる感じ。
それを感じるのもまた古着の醍醐味で、服を着る楽しみじゃないかと思います。
僕はぶっちゃけ海外や国内のブランドものも好きですけど、ミリタリー古着はそれらとはまた違ったスペシャルな感じがあって、そこが欲しくなってしまう理由でもあるんですよね。
バラックパンツの注意すべきところ
1. サイズが選びにくい
バラックパンツはサイズがちょっと選びにくいです。
というのも、ウェストのサイズはまだしも、レングスを指定できない場合が多いんですよね。
いかんせんUSEDなので個体差が大きく、大抵のネットショップで「○cm~○cm」といった感じで、ざっくりとしか選べないことが大抵です。
ただ。
なんとミリタリーショップのWAIPERさんなど股下の丈が細かく選べるお店もあるので、ばっちりレングスも合わせたい方は、そういったショップで購入することをおすすめします。
かくいう僕も、バラックパンツはWAIPERさん↓で購入させていただきました。
|
しかもこちら↑はデッドストックなので、とてもお得です。
2. 価格は今後上がっていく
バラックパンツは、今後価格が上がっていきます。これはもう間違いないと断言できます。
古着自体の価格の上昇、輸送費高騰、円安相場など、いろいろな理由がありますが、そもそもあちこちの軍が、外部への備品の放出を取りやめるという話もあるので、そういったことも影響しているのかな、と思います。
ともかく、もし今後同じものを買おうと思っても、手に入りにくくなる可能性がありますね。
実際、バラックパンツも僕が買った二年前にくらべると、すでに1.5倍ぐらいの価格になっています。
なので、欲しい人はなるべく早めに手に入れておいたほうがいいかと。
まとめ
ミリタリー古着と思えない個性的なトラウザー
というわけで大のお気に入りである、イギリス陸軍 バラックパンツをご紹介しました。
いくつか注意すべきところもあるにはあるんですが、やっぱマジでいいんですわこれ。
シンプルなトップスやシューズに合わせるだけで唯一無二の個性を演出できる、一本持っておいて絶対に間違いない名品です。
ただ古着は今もどんどん在庫が減っていて、それにともなって価格も上がっているので(正直もうこの辺りで勘弁してほしいんですが……)、気になった人はぜひお早めに。
No.3ドレスパンツの購入は、わりとどこでもレングスが選べるのでおすすめです。
ぜひお気に入りのミリタリー古着で、人とは違ったファッションを楽しんでください!
コメント