パトリックのスニーカー 各モデルの特徴・違いをまとめて解説!

ファッション・小物

グッドイブニング、スティーブです。

皆様、パトリックというスニーカーブランドをご存知でしょうか。

パトリックフランス生まれ、日本育ちのブランドです。

ナイキのエアやニューバランスの996といったハイテクスニーカーはもちろん、アディダスのスタンスミスやコンバースのオールスターといったローテクスニーカーともまた違うエスプリがあり、僕も10年以上にも渡って愛用しています。

 

そんなパトリックですが、実に多くのモデルがあります。僕も初めての購入時には「……結局どれにすればいいんだ?」とだいぶ迷いました。

そこで今回は、パトリックのスニーカーの各モデルの特徴や違いを、長年に渡ってパトリックを履き続けているユーザー目線から詳しくまとめ、どれがどんな人におすすめなのか、紹介したいと思います。

パトリックの購入を検討している人、リアルな評判や評価が知りたい人はぜひ参考にしてください。

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パトリックの主な6モデルとは?

 

パトリックのスニーカーは現在カテゴリだけでも14種類(仕様の差で数えればさらにそれ以上!)のモデルがあり、しかも新モデルも続々発表されています。

なので今回は独断と偏見で、「これぞパトリック!」と言える代表的な6つのモデルを挙げ、その特徴・違いを解説したいと思います。

1. シュリー

出典:パトリック

さっそく行きましょう。まずエントリーNo.1はシュリーです。

主なスペックは以下の通り。

シルエット極細
素材アッパー:シンセティックレザー(合成皮革)
内装:キャンブレム
底の厚さトゥ部分:約7mm
ヒール部分:約18mm
アウトソールウレタンソール
シュータンロゴライオンマーク
ツーライントゥ側アウトサイド

 

というわけで、パトリックといえばまずシュリーと言っても過言じゃないでしょう!

一番目の特徴は、何と言ってもその極細のシルエットですね。靴底がパトリックの中で最薄なこともあって、とてもドレッシーな外観を持っています。なのでカジュアルはもちろん、キレイめファッションにも簡単に合わせることができます。

二番目の特徴は、アッパーに合成皮革が使われていること。合皮といっても質感は悪くなく、決して安っぽさはありません。おかげで雨に強いのもgoodです。

さらに三番目が、パトリックの中でもっともリーズナブルであること。なのでパトリックが初めてのユーザーや、どれを買おうか迷っている人にもおすすめしやすいモデルになっています。実際、僕が初めて買ったパトリックスニーカーもシュリーでした。

唯一難点を挙げるとすれば、一番細身のモデルなのでサイズ感がちょっと難しいことですかね。足の長さぴったりに合わせると、足回りがキツくて履きにくい、なんてことも結構あり得ます。なので一概には言いにくいですが、迷ったら普段より1cmぐらい大きめを選んだほうがいいんじゃないかと思います。

 

パトリックのスニーカーのサイズ感については、ぜひこちら↓も参考にしてください。

 

2. スタジアム

出典:パトリック

続いてエントリーNo.2はスタジアム

スペックはこちら。

シルエット細め
素材アッパー:ナイロン・ベロアレザー
内装: キャンブレム
底の厚さトゥ部分:約7mm
ヒール部分:約20mm
アウトソール発泡ラバーソール
シュータンロゴライオンマーク
ツーラインヒール側アウトサイド

 

スタジアムの一番目の特徴は、パトリックの中でも最軽量のモデルであるということです。その理由はクッション性を保ちつつも軽い発泡ラバーソールにあり、おかげでシュリーよりもさらに軽やかな歩き心地が実現されています。

そして二番目の特徴が、何と言ってもこのレトロで可愛い外観でしょう! きゅっとしたフィット感のあるナイロンのアッパーに、ベロアで作られたトゥとサイドのライニングがもう最高of最高(僕はこのスタジアムのデザインがパトリックの中で一番好きなんです……)。キレイめの外しからカジュアルの引き締め役までしっかり個性を発揮してくれること間違いなしです。そういう意味では、スタジアムファッション性と機能性、価格のバランスが一番いいモデルと言えるかもしれません。

なのでスタジアムも、パトリックが初めてというユーザーや、どれを買おうか迷っている人には断然おすすめです。ただシュリーほどではないですけど、スタジアムも最低でも0.5cmぐらいは大きめを選んだほうがいいと思います。

 

3. アイリス

出典:パトリック

エントリーNo.3はアイリス

スペックはこんな感じ。

シルエット細め
素材アッパー:カンガルーレザー・ベロアレザー
内装:PU
底の厚さトゥ部分:約7mm
ヒール部分:約20mm
アウトソール発泡ラバーソール
シュータンロゴライオンマーク
ツーラインヒール側アウトサイド

 

アイリスはぱっと見、スタジアムとよく似た形をしています。実際シルエットは同じで(木型が共通なのかな?)、ミッドソールとアウトソールも同じ発泡ラバーソール仕様。なので、歩き心地自体はそう変わらないはずです。

ただ一番の特徴・違いとして、アイリスはアッパーにカンガルーレザーが使用され、さらにシューホールとサイドのベロアライニング、ステッチのパターンも異なっています。おかげでアイリスは、スタジアムよりもグッとクリーンで大人っぽい仕上がりになっています。パトリックはローテクスニーカーなので、そもそもどのモデルを選んでもファッションスタイルを問わず履けてしまうんですが、そんな中でもアイリスキレイめからカジュアルまでもっともオールマイティーに履くことができると思います。

ぶっちゃけ、「これさえ履いとけば間違いない」というやつです。

 

4. パミール

出典:パトリック

エントリーNo.4はパミール

スペックをドン!

シルエット細め
素材アッパー:ステアレザー
底の厚さトゥ部分:約7mm
ヒール部分:約20mm
アウトソール発泡ラバーソール
シュータンロゴライオンマーク
ツーラインヒール側アウトサイド

 

パミールは、ずばりアイリスをオールステアレザー仕様にしたモデルです。

なので、歩き心地もアイリスとまんま同じと考えて間違いありません。

ただアイリスはトゥにベロアが使われていて、ほんの少し遊び心が感じられるのに対し、パミールはアッパーすべてがステアレザーで作られているため、さらにプレーンでミニマルな外観をしています。スニーカーではあるものの、もはや文字通りの革靴、レザーシューズなので、アイリスよりもっと高級感があってよそ行き向きの顔つきになっていますね。

すなわちパミールこそが、パトリックの中でもっとも洗練されたリアルレザースニーカーと言えるのかもしれません。

 

5. マラソン

出典:パトリック

エントリーNo.5はマラソン

スペックをはいドン!

シルエット普通
素材アッパー:ナイロン・ベロアレザー
内装:キャンブレム
底の厚さトゥ部分:約10mm
ヒール部分:約28mm
アウトソールグリップラバーソール
シュータンロゴパトリックマーク
ツーラインヒール側アウトサイド

 

マラソン一番目の特徴は、何と言ってもその機能性です。パトリック随一の厚いミッドソール、そして反撥性のあるアウトソールを備えているおかげで抜群に歩きやすい! 大袈裟じゃなく軽く弾むような感じがします。ナイキのエアやホカオネオネなどのハイテクスニーカーにはさすがに及ばないものの、真面目にニューバランスの996と戦えると個人的には思っています。なので近所の散歩はもちろん、旅行なんかでしっかり歩くときにも重宝しますね。

二番目の特徴は、大人っぽい遊び心のある外観を持っていること。これまでのモデルとくらべるとそこまで細くはなシルエットで(それでも他のブランドのスニーカーにくらべれば細いほうですが)、トゥのベロアの面積が大きかったり、シュータンロゴがこれまでのライオンじゃなくスポーツをフィーチャーしたモデルに付けられるパトリックマークになっていたりなど、だいぶカジュアルな印象が見受けられると思います。なので、キレイめファッションの外しに最適な一足になること間違いなしですね。

マラソンは、パトリックらしさを保ちながら機能性も徹底追求したモデルになっていると言えます。

 

6. サンガー

出典:パトリック

エントリーNo.6はサンガー

スペックをどうぞ!

シルエット普通
素材アッパー:キップレザー
底の厚さトゥ部分:約10mm
ヒール部分:約28mm
アウトソールグリップラバーソール
シュータンロゴなし
ツーラインなし

 

サンガーこそ、すなわちパトリック最上位モデルの一つと言えるかもしれません。それぐらい贅沢な一足です。

なぜならサンガーにはマラソンと同じミッド、アウトソールが使われており、パトリック最高峰の歩き心地を備えながらも、アッパーをオールキップレザー仕様にし、さらにシュータンのロゴやツーラインを省くことで、クラシカルな大人の表情を持った仕上がりになっているからです。つまりサンガーはパトリックにおいて、機能性とデザイン性をMAXで両立したモデルであると言えましょう。

おかげでカジュアルの引き締めからキレイめの外しというファッション目線はもちろん、散歩から旅行といった用途目的でも合わせられるつよつよな一足に仕上がっています。……いやもうなんちゅうもん作ってくれてるんですかね、ほんとに。

 

サンガーはこちら↓でより詳しく解説しているので、興味のある人はぜひ。

パトリックのスニーカー 6モデルの比較まとめ

 

というわけで、こちらがパトリックのスニーカー6モデルの比較表です。

基本的に左に行くほどシルエットが細く、右ほどシルエットが普通、という紹介順に並べました。

シュリースタジアムアイリスパミールマラソンサンガー
シルエット極細細め細め細め普通普通
素材
(アッパー)
シンセティックレザー(合皮)

 

ナイロン・ベロアレザーカンガルーレザー・ベロアレザーステアレザーナイロン・ベロアレザーキップレザー
底の厚さトゥ部分:約7mm
ヒール部分:約18mm
 トゥ部分:約7mm
ヒール部分:約20mm
 トゥ部分:約7mm
ヒール部分:約20mm
 トゥ部分:約7mm
ヒール部分:約20mm
 トゥ部分:約10mm
ヒール部分:約28mm
 トゥ部分:約10mm
ヒール部分:約28mm
アウトソールウレタンソール発泡ラバーソール発泡ラバーソール発泡ラバーソールグリップラバーソールグリップラバーソール
ロゴライオンライオンライオンライオンパトリックなし
ツーライントゥ側アウトサイドヒール側アウトサイドヒール側アウトサイドヒール側アウトサイドヒール側アウトサイドなし

 

こうすると、ぱっと見くらべやすいんじゃないでしょうか。ぜひ参考にしてください。

で、結局どれがおすすめなの?

 

で、結局パトリックはどれがおすすめなの?という話なんですが。

ぶっちゃけ上記の6モデルならどれを選んでも大正解だと思います。そもそも数あるモデルの中から厳選していますし、どれもパトリックの個性とエスプリを存分に味わえること間違いなしです。

ただ。

あくまで私見を述べるのであれば、

それぞれ全力で推したいと思います。

やはりこの辺りが一番しっかりとパトリックらしさを味わえて、かつコスパもいいモデルなんじゃないかと僕は考えているので。

 

ただ、「より汎用性の高い、とにかくどんなファッションにでも簡単に合わせられるスニーカーが欲しい!」という人には、シュリーアイリスパミールのどれかをお勧めします。↓に行くほど、より大人向けという感じですね。

 

おまけにその上で、「いや、私はファッションと同じぐらい歩き心地にもこだわりたいんだ!」という欲張りセットな人には、パトリックの最終兵器サンガーが打ってつけということになります。

 

……うーん、改めて並べるとどれもほんと格好いいですね。

 

とはいえ一番大事なのは、やっぱり購入するご自身のフィーリングです。あれこれ比較&検討しながら、ぜひお気に入りの一足を見つけてください。

パトリックは信頼できる実店舗があればぶっちゃけそこで買うのが一番ですけど、ネットで購入する場合は、やっぱりQATARI(カタリ)さんがおすすめですね。購入から発送までがスムーズだし、時期によってはこちらの店舗限定モデルや、過去の復刻モデルもあったりするので。

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他にはない個性を持つパトリックのスニーカーを、ぜひお気に入りに加えてください!

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